モトローラの最新折りたたみスマホmotorola razr 40シリーズの下位モデルmotorola razr 40が国内発売に必要な技適証明を通過したことが分かりました。
モトローラの折りたたみスマホと言えばすでにmotorola razr 40 Ultraの国内発売が発表されていますが、これで下位モデルも登場する可能性がかなり高まりました。
今回はmotorola razr 40の技適証明から考えられる販売チャネルと仕様、気になる国内価格についてまとめていきます。
この記事は正式な発表がされていない内容です。事実とは異なる可能性もありますので、あくまでエンタメ的な感覚でお楽しみいただけると幸いです。
motorola razr 40が技適通過!
今回motorola razr 40が技適を通過したことは、総務省の電波利用ホームページ内の「技術基準適合証明等を受けた機器の検索」から判明しました。
「技適」とは「技術基準適合証明」のことで、日本国内で無線通信を行う機器が受けなければならないものです。国内発売されるスマホなどのガジェットは基本的に技適を通過しています。
先述の総務省のサイトから技適を通過した機器の内容を調べることができます。
このページにて、2023年6月8日にモトローラの新たな端末が認証を受けたことが分かります。
このページでは型式も表示されており、「XT2323-4」「XT2323-7」という2つの型番が記されています。
この「XT2323」という型番は今年発売されたmotorola razr 40につけられるもので、これによって国内でもmotorola razr 40が販売されると見られます。
また、型番が2種類記載されていることで、キャリア版とSIMフリー版の2モデルが用意されるとの予測もできますね。
motorola razr 40の仕様
motorola razr 40自体はすでに海外で発売されています。海外版の主要なスペックは以下の通り。
motorola razr 40 | |
発売日 | 2023年06月25日 |
メモリ構成(GB) | 8/128 8/256 12/256 |
カラー | バニラクリーム サマーライラック セージグリーン |
チップセット | Snapdragon 7 Gen 1 |
本体サイズ(オープン時) | 73.95×170.83×7.5mm |
重量 | 188.6g |
ディスプレイ | メイン画面:6.9インチ 144Hz 外側画面:1.47インチ |
バッテリー容量 | 4,200mAh |
充電 | 有線:30W ワイヤレス充電:対応 |
生体認証 | 指紋認証 顔認証 |
防水防塵 | IP52 |
背面カメラ | メイン:64MP(F1.8) 超広角兼マクロ:13MP(F2.2) |
注目はチップセットにSnapdragon 7 Gen 1を採用していることですね。
現時点ではSnapdragon 7 Gen 1搭載機が国内投入されていないことに加え、希少なミドルレンジモデルの折りたたみスマホという点が特徴です。
Snapdragon 7 Gen 1はハイミドルにあたる性能なので、普段使いであれば十分実用的な性能ではないでしょうか。
カラーバリエーションもポップな色味が用意されています。(すべてが国内投入されるかは不明)
内側のメインディスプレイは6.9インチとかなり大きく、リフレッシュレートも144Hzと非常に滑らかです。この点は上位モデルと共通なのが嬉しいですね。
折りたたんだ外側には1.47インチの有機ELディスプレイを搭載しており、イメージ的にはGalaxy Z Flip3/Z Flip4のカバーディスプレイに近いですね。
また、個人的にはバッテリーに注目しています。Galaxy Z Flipシリーズに代表されるこの形状の折りたたみスマホは往々にしてバッテリー持ちが悪いです。
しかし、motorola razr 40は比較的大容量の4,200mAhのバッテリーを搭載している上、ハイエンドスマホより消費電力も少ないと思われるため、バッテリー持ちが競合製品よりも長い可能性が高いです。
国内版の販売チャネルと価格は?
今回判明した技適証明では2種類の型番が確認されており、おそらくキャリア版とSIMフリー版だと考えられます。
キャリア版だとすれば、以前Motorola Razr 5Gを発売したソフトバンクでの取り扱いがあると予想できます。
SIMフリー版はおそらく格安SIM各社で取り扱いがあるのではないでしょうか。
上位モデルのmotorola razr 40 UltraはIIJmio単独での取り扱いが発表されています。
気になる国内版motorola razr 40の価格ですが、まず中国での販売価格は最安モデルで3,999元です。
3,999元を最近の為替レートで換算すると、約80,000円になります。
ソフトバンクではおそらくここにそこそこ上乗せをした価格になると思われますが、格安SIMで販売されれば8万円前後のかなり安い価格で販売される可能性があります。
できれば10万円を切る価格で出てくれれば、と期待しておきましょう。折りたたみスマホの普及には低価格化が必須だと思うので、ミドルレンジモデルでの展開は応援していきたいですね。
まとめ
motorola razr 40はミドルレンジの折りたたみスマホというだけで個人的な注目度が高かった端末です。
今回国内投入されそうということで、希少なSnapdragon 7 Gen 1搭載機としても応援したいですね。
最近のモトローラは国内で意欲的な展開をしているので、今後の動きにも注目が集まります。