Appleは2024年5月7日23時(日本時間)から2024年初の新製品発表イベント「Let Loose.」を行いました。
iPad Air、iPad Proなどの新製品が発表され、iPadシリーズの新製品はかなり久しぶりの登場となりました。
今回はそんな新製品のスペックや価格についての情報を速報記事として紹介します。
スマホ系ライター・ガジェットブロガーのShinoです。
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新製品①iPad Air(第6世代)
まず発表されたのはiPad Air。
リーク通りですが、今回はiPad Airシリーズとして初めて2サイズ展開になりました。
新しいiPad Air(第6世代)のスペック・概要
新しいiPad Air(第6世代)のスペックは以下の通り。今回は2サイズ展開になりましたが、サイズ以外の基本的なスペックは共通しています。
iPad Air(11インチ) | iPad Air(13インチ) | |
---|---|---|
ストレージ | 128GB 256GB 512GB 1TB | 128GB 256GB 512GB 1TB |
カラー | ブルー パープル スターライト スペースグレイ | ブルー パープル スターライト スペースグレイ |
SoC | Apple M2 | Apple M2 |
本体サイズ | 247.6×178.5×6.1mm | 280.6×214.9×6.1mm |
重量 | Wi-Fiモデル:462 g Wi-Fi + Cellularモデル:462 g | Wi-Fiモデル:617 g Wi-Fi + Cellularモデル:618 g |
ディスプレイ | 11インチ Liquid Retinaディスプレイ | 13インチ Liquid Retinaディスプレイ |
バッテリー容量 | 28.93Wh | 36.59Wh |
生体認証 | Touch ID | Touch ID |
背面カメラ | 広角:12MP | 広角:12MP |
従来のiPad Airは11インチの1サイズで、13インチ級のiPadが欲しい場合はオーバースペックでもiPad Proを買う必要がありました。
今回からはiPad Airに大画面の13インチが追加されたので、「大画面のAir」が欲しかった人にはかなり嬉しいですね。
新しいiPad Airが搭載するチップはM2。従来のM1と比べて処理速度約50%向上とアピールされており、AIや機械学習性能も高まっているとのこと。
その他の分かりやすい変更点の1つがインカメラの位置。これまで短辺にあったインカメラが長辺に移動し、横画面でオンライン会議などがしやすくなりました。
カラーはブルー、パープル、スターライト、スペースグレーの4色。ストレージは新たに大容量のオプションが追加され、128GB・256GB・512GB・1TBの4つから選ぶことができます。
新しいiPad Air(第6世代)の国内価格・発売日
新しいiPad Airの価格はドルベースで11インチモデルが599ドル、13インチモデルが799ドルです。11インチモデルについては据え置きですね。
気になる国内価格は以下の通り。
128GB | 256GB | 512GB | 1TB | |
---|---|---|---|---|
iPad Air(11インチ) | 98,800円 | 114,800円 | 150,800円 | 186,800円 |
iPad Air(13インチ) | 128,800円 | 144,800円 | 180,800円 | 216,800円 |
最安の11インチで128GBのモデルはギリギリ10万円を切りましたね。従来のAirのイメージからすると高く感じますが、仕方ない部分です。
13インチモデルは11インチモデルから3万円高い価格設定。一昔前のiPad Proのような価格ですね。
注文はすでに可能となっており、発売日は2024年5月15日です。
新製品②iPad Pro(第7世代)
続いて発表されたのがiPad Pro。
前モデルから期間が空いたこともあり、進化したポイントがかなり多いですね。
新しいiPad Pro(第7世代)のスペック・概要
新しいiPad Proも11インチと13インチの2サイズ展開です。スペック表は以下の通り。
iPad Pro(11インチ) | iPad Pro(13インチ) | |
---|---|---|
ストレージ | 256GB 512GB 1TB 2TB | 256GB 512GB 1TB 2TB |
カラー | シルバー スペースブラック | シルバー スペースブラック |
SoC | Apple M4 | Apple M4 |
本体サイズ | 249.7×177.5×5.3mm | 281.6×215.5×5.1mm |
重量 | Wi-Fiモデル:444 g Wi-Fi + Cellularモデル:446 g | Wi-Fiモデル:579 g Wi-Fi + Cellularモデル:582 g |
ディスプレイ | 11インチ Ultra Retina XDRディスプレイ | 13インチ Ultra Retina XDRディスプレイ |
バッテリー容量 | 31.29Wh | 38.99Wh |
生体認証 | Touch ID | Touch ID |
背面カメラ | 広角:12MP | 広角:12MP |
まず最初にアピールされたのが薄さ。11インチモデルは5.3mm、13インチは5.1mmとのこと。
これはApple製品史上最も薄いとされており、前モデルと比べると1mm以上薄くなっています。
軽量化もされていて、11インチモデルは444g、13インチは579 gです。
前モデル比で100gほど軽くなっているので、驚異的な軽量化ですよね。持ち運びが多い方はかなり嬉しいのでは。
また、ディスプレイも大きく進化。ついにOLED(有機EL)パネルになりました。しかも、OLEDを2枚組み合わせており、タンデムOLEDと名付けられています。
これにより、明るく、鮮やかで、高精細な表示ができるようになっているとのこと。写真や映像を仕事で扱うプロの方や、イラストレーターの方には嬉しいアップデートだと思います。
さらに、Nano-textureガラスという新たなオプションも登場。より低反射で屋外でも見やすいものと思われます。(1TBと2TBモデルのみ選択可能)
さらに驚きだったのがパフォーマンス面。Macでもまだ搭載していないM4を搭載してしまいました。
従来モデルはM2だったので飛び級とも言える進化。CPU性能、グラフィック性能ともに大きく向上しているので、よりプロユース向けになってきました。
また、専用のMagic Keyboardにはファンクションキーの列が追加、タッチパッドも大型化し、Macのような使い勝手がアピールされました。(それならMacでいいじゃん、は禁句でしょうか。)
カメラは従来の2眼から1眼に。それでもカメラユニットの存在感は変わらず、LiDARスキャナなどが強い存在感を放っています。
カラーはシルバーとスペースブラックの2色展開。ストレージ容量は256GB・512GB・1TB・2TBの4つから選べます。
新しいiPad Pro(第7世代)の国内価格
新しいiPad Proの価格はドルベースで11インチモデルが999ドルから、13インチモデルが1,299ドルからです。国内価格は以下の通り。
256GB | 512GB | 1TB | 2TB | |
---|---|---|---|---|
iPad Pro(11インチ) | 168,800円 | 204,800円 | 272,800円 | 340,800円 |
iPad Pro(13インチ) | 218,800円 | 254,800円 | 322,800円 | 390,800円 |
最安モデルは168,800円からとなっており、最も高いモデルは驚異の390,800円。すごい世界です、、、
11インチと13インチの価格差は5万円ですね。
こちらもすでに注文が可能で、発売は2024年5月15日です。
新製品③Apple Pencil Pro
さらに、新しいApple Pencilも登場。
名称はApple Pencil Pro。従来以上にイラストレーターなどのプロの方向けに進化しています。
Apple Pencil Proのスペック・概要
Apple Pencil Proは新たな操作法としてスクイーズに対応。ペンを持っている指先をギュッと握るとパレットが表示されます。
また、Apple Pencil Pro自体を回転させるとペンなどのツール自体の向きも変えることができるようになりました。
その他、待ち望んでいた方も多い「探す」に対応しました。Apple Pencilはどうしても無くしやすいのでこれは普通に便利ですね。
Apple Pencil Proの国内価格と発売日
ドルベースの価格は129ドル。思ったよりも安い印象です。
気になる国内価格は21,800円。現行のApple Pencil(第2世代)と同価格なので、今から買うならApple Pencil Pro一択でしょう。
ただし、現状では対応するiPadは今回の発表会で登場したiPad ProとiPad Airのみとなっています。それ以前のモデルは対応モデルとして明記されていないので注意しましょう。
こちらも発売日は2024年5月15日です。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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