とにかく薄くて持ち運びしやすい、しかも性能も優秀なモバイルバッテリーが登場しました。
モバイルバッテリーは持ち運ぶことが多いですし、できるだけ取り回しのいいものが嬉しいですよね。
そんな方におすすめなのが、今回紹介するCIOの「SMART COBY Pro SLIM」です。
本製品は2024年1月からAmazonなどで一般販売が開始しましたが、筆者はMakuakeで応援購入したので一足早く手元に届き、1ヶ月ほど使用しました。
今回は1ヶ月実際に使い込んで分かったSMART COBY Pro SLIMの使い勝手や、メリット・デメリットをレビューしていきます。
スマホ系ライター・ガジェットブロガーのShinoです。
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- コンパクト&軽量で持ち運びに最適
- シンプルで馴染みやすいデザイン
- 必要十分な出力
- 残量表示が分かりやすい&可愛い
- USB-Aは個人的に無くても良かった
- 機能性は普通
SMART COBY Pro SLIMの概要
SMARTCOBY Pro SLIMはCIOから登場したコンパクトなモバイルバッテリーです。
サイズ | 約97.6×69×16.2mm |
重量 | 約180g |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
ポート構成 | USB Type-C×2、USB Type-A×1 |
入力 | 5V=3A / 9V=3A / 12V=2.92A / 15V=2.33A / 20v=1.75A (Max 35W) |
出力 | (USB-C1/2 PD)5V=3A / 9V=3A / 12V=2.92A / 15V=2.33A / 20v=1.75A (PPS)3.3-11V=3A (Max 33W) (USB-A) 4.5V=5A / 5V=3A / 9V=2.5A / 12V=1.5A (Max 22.5W) |
急速充電規格 | PPS / PD3.0 / QC4.0+ |
パススルー機能 | 搭載 |
その他機能 | ドットLED残量表示 |
容量は10,000mAhなので、スマホなら約2回分の充電が可能。
最大出力は35Wで、iPhoneやGalaxy、Pixelなら急速充電ができますね。MacBook Airなんかも充電できるレベルです。
最大の特徴はコンパクトさです。製品名の通りスリムかつ軽量で取り回しはかなり優秀。
端子はPD対応のUSB Type-Cポート2つと、USB Type-Aポート1つを搭載。
カラーはブラックとホワイトの2色展開で、今回はホワイトを購入しています。
SMART COBY Pro SLIMを使って感じたメリット
それでは早速、SMART COBY Pro SLIMを実際に使って感じたメリットを紹介していきます。
コンパクト&軽量で持ち運びに最適
SMARTCOBY Pro SLIMの最大の魅力はやはり取り回しの良さ。
厚みは約16mm(公称値)で、縦横のサイズも一昔前じゃ考えられなかったくらいコンパクトにまとまっています。
これくらいのサイズであれば小さなバッグにとりあえずで忍ばせておくことができますし、スマホと重ねて持っても邪魔になりにくいと思います。
重量も約180gなので十分軽く、持ち運びに最適なモバイルバッテリーと言えるでしょう。
個人的にはガジェットポーチに入れるモバイルバッテリーと充電器の両方をCIOのスリムシリーズでまとめられたので、ポーチの余裕が増えました。
シンプルで馴染みやすいデザイン
SMARTCOBY Pro SLIMは、かなりシンプルなデザインに仕上がっています。
シボ加工の本体にCIOのロゴ。それ以外の装飾などはなく、どんな方でも馴染みやすいデザインだと感じました。
筆者は前作(と言っていいのでしょうか)のSMARTCOBY Proも気にはなっていたのですが、側面に残量表示の液晶と製品名が書いてあるのがどうしても受け入れられませんでした。
一方で今回レビューしているSMART COBY Pro SLIMはCIOロゴの他には側面のボタンのみで、他には特に何もありません。(背面に各種認証情報などの表記はある)
かなりシンプルなデザインのSMARTCOBY Pro SLIMは個人的にもかなり好み。デザイン重視で選んでも十分満足できると思います。
必要十分な出力
SMARTCOBY Pro SLIMの出力は最大35W。iPhoneをはじめ、PixelやGalaxyなどメジャーなスマホであれば最大出力で充電が可能です。
タブレットやMacBook Airなども充電できる出力なので、モバイルバッテリーとしては十分と言えるでしょう。
幅広いガジェットに使えるので、外出や出先での作業が多い方には非常におすすめです。
筆者はドライブのお供に持っていくことが多いですね。運転中にスマホを繋いでおけば、目的地に着いたときには大体満充電できています。
それにしても10,000mAhで35W出力と考えるとやっぱり薄すぎる…
残量表示が分かりやすい&可愛い
SMARTCOBY Pro SLIMは残量表示に対応しています。
と言いつつ、本体を一見しただけではよくあるLEDのインジケーターやディスプレイは見当たりません。
しかし、スマホなどをつなぐと、普段は何もない部分にドットLEDで残量が表示されるんです。これがめちゃくちゃ可愛い。
今回購入したホワイトの場合は、CIOのブランドカラーである紫のドットで表示されます。真っ平らで何もないところに数字が浮かんでくる感じがワクワク感を与えてくれます。
また、もう一つ嬉しいのが残量が%表記なこと。インジケーターの個数で残量を示すタイプは分かりにくいので、やっぱり%表記が便利だと思います。
SMARTCOBY Pro SLIM本体への充電中はバッテリーのマークで充電状態をお知らせしてくれます。これはこれで可愛い。
CIOのYoutube動画にて、ホワイトのLED表示は調整にかなり時間をかけたというお話があったので、ここは特に評価したいポイントです。
SMART COBY Pro SLIMを使って感じたデメリット
ここからはSMARTCOBY Pro SLIMを使って感じたデメリットを紹介。
購入時の参考にしてみてください。
USB Type-A端子は無くても良かった
SMARTCOBY Pro SLIMにはUSB Type-C端子2つと、USB Type-A端子1つが搭載されています。
ただ、このUSB Type-A端子は個人的には無くても良かったんじゃないかと。正直言って使う機会がありません。
とはいえ、これはガジェット好きだからなのかも。商業施設なんかのスマホ充電用のポートはまだまだUSB Type-Aですし、世間一般での需要自体はまだまだあるのでしょう。
2C1A=Type-C2つ、Type-A1つの構成というのはCIOさんが製品設計で重視されたポイントみたいです。
実際のところ、USB Type-A端子があるからと言って不都合があるわけではないので、そこまで重大なデメリットではありません。何ならType-A端子があって嬉しい人もそこそこいるのでは。
ここは用途や使用する機器、ケーブルによって評価が分かれると思うので、「こういう捉え方の人もいる」と購入前の参考になれば幸いです。
機能性は普通
こちらも重大なデメリットではないのですが、SMARTCOBY Pro SLIMは「多機能」ではありません。
スリムで持ち運びやすいですが、モバイルバッテリーとしては「ただ充電できるだけ」です。
なぜこんな指摘をするかと言うと、CIOのモバイルバッテリーにはケーブル内蔵やプラグ付きのものがラインナップされているから。
そういった意味でSMARTCOBY Pro SLIMには「充電」以外の機能性はありません。
ただし。そのおかげでシンプルな見た目や取り回しの良さにつながっているので、ここはどこを重視するかだと思います。
ケーブルについてはCIOで様々な製品が販売されているので、合わせての購入がおすすめです。CIOのシリコンケーブル、使いやすいですよ。
SMART COBY Pro SLIMの価格
SMARTCOBY Pro SLIMはAmazonにて購入可能です。
定価は4,818円。先日の初売りセールでは4,200円で販売されていました。おそらく今後のAmazonセールでも同様の価格で販売されるでしょう。
スペックを考えれば特別高いわけではないので、10,000mAhのモバイルバッテリーを探している方はぜひチェックしてみましょう。
CIO SMARTCOBY Pro SLIMレビュー:まとめ
今回はCIOのSMARTCOBY Pro SLIMをレビューしました。
10,000mAhで35W出力のモバイルバッテリーとしてはかなりコンパクトで、持ち運びには最適です。
個人的にはデザインなども気に入っているので、メインのモバイルバッテリーとして外出のお供になってもらおうと思います。
小さなバッグにも入るので、スマホの充電切れ対策としてとりあえず買っておいて損は無いモバイルバッテリーです。気になる方はぜひチェックしてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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