ついにPixel 7とPixel Watchが発売されましたね!!Pixel信者の筆者は当然ながらPixel 7とPixel Watchを予約購入し、発売日に手に入れました。
今回はGoogle最新ガジェットの2つを、一通り触ってみて感じたことを紹介するファーストインプレッションレビューです。
カメラやバッテリー持ちなどの細かい部分は今後レビュー記事にしていくので、またご覧いただければと思います!
結論から言うと、「Pixel 7、かなり良い。Pixel Watchはまぁこんなもん。」といった感じです。では、見ていきましょう。
Pixel 7
Pixel 7の概要
Pixel 7は最新のPixel 7シリーズの標準モデルです。価格は82,500円~、円安を考えれば抑えられた価格ですね。
Pixel 6から若干小型化しましたが、それ以外は大刷新されたPixel 6を踏襲しながら完成度を高めた一台です。
それでは、筆者の第一印象を紹介していきます。
Pixel 7のサイズ感について
まず、サイズについてですが結構小さく感じます。筆者がPixel 6 Proからの乗り換えなのもあるとは思いますが、、
少なくとも大きすぎると感じることは無いように思います。横幅が結構抑えられているので、文字入力もしやすいですね。
重さについては、重すぎることも軽すぎることもないと感じました。サイズを考えるともう少し軽くなっていて欲しかったところですが、しっかりしたカメラを積んでいるのでここは仕方ありません。
Pixel 7のデザインについて
次にデザインについて、かなり良いデザインに仕上がっていると感じました。
全体的なデザインはカメラバーが特徴的なPixel 6シリーズを踏襲しています。しかし、質感はしっかりと洗練されていると感じました。
カメラバーはサイドフレームを一体化したマットなアルミ素材になっていて、これがめちゃくちゃかっこいい。筆者はかなり好きな仕上がりです。
今回購入したのはSnowという白系のカラーですが、まさに雪のように真っ白です。筆者が持っているPixel 6 ProのCloudy Whiteは少しくすんだ白だったので、並べるとPixel 7の綺麗な白が目立ちますね。
カメラバーの出っ張りはそこそこあります。スペック差があるのでさすがにPixel 6aのようにはいきませんね。
Pixel 7のディスプレイについて
Pixel 7は6.3インチの有機ELディスプレイを搭載しています。解像度やリフレッシュレートでProモデルと差別化が見られますが、無印でも十分綺麗です。
筆者はリフレッシュレート120HzのPixel 6 Proからの乗り換えですが、90HzのPixel 7を触ってみても違いはそんなに分かりません。
Pixel 6と比べるとベゼルが細くなっているのでディスプレイ側を見ても高級感が増しています。
Pixel 7の処理性能について
Pixel 7はGoogle独自開発の第2世代SoC、Tensor G2を搭載しています。実際の処理性能のついては最新のハイエンド向けSoCには及ばず、昨年のハイエンド機並に留まっています。この性能はPixel 6シリーズの初代Tensorとほとんど同じです。
と聞くと処理性能は低いのかと心配になりますが、GoogleがTensorチップで重視しているのはCPU性能よりも機械学習性能。具体的には画像処理や音声認識などの分野です。
この分野はTensor G2でしっかり進化しているそうで、ベンチマークスコアでは見えないのが残念です…
処理性能自体は昨年のハイエンド機並みなので、普段使いで困ることはありません。大体快適に動いてくれます。
筆者としては、必要十分な性能に留めながら機械学習にこだわって開発するGoogleの姿勢は割と好きです。今後も頑張ってほしいですね。
Pixel 7の生体認証について
最後に生体認証について。Pixel 7は画面内指紋認証と2D顔認証を搭載しています。
昨年のPixel 6シリーズは顔認証がない上で画面内指紋認証の精度が悪かったのでなかなか不評でした。
今回は画面内指紋認証に加えて2Dの顔認証に対応しましたが、これは英断だと思います。
画面内指紋認証自体のスピードはいたって普通という感じですが、顔認証も設定しているとかなり快適にロック解除が可能です。やっぱり両方組み合わせるのがベストですね。
Pixel 7のまとめ
ここまでPixel 7のファーストインプレッションをお届けしましたが、Pixel 7、結構着実な進化を遂げています。
Pixel 6を受け継ぎながら、弱点を改善したり細かい部分を洗練したりして優秀な一台に仕上がっています。この仕上がりのスマホが円安下に8万円台というのはかなりコスパがいいんじゃないでしょうか。
注目のカメラやバッテリー持ちについては今後じっくり試してレビューしたいと思います!
Pixel Watch
Pixel Watchの概要
Pixel WatchはGoogleが初めて発売したスマートウォッチです。価格は39,800円~。
Pixel好きが長年待ち望んだ端末ではないでしょうか。ここ数年は発表会の度に噂されていましたよね。こちらも第一印象をお話します。
Pixel Watchの着け心地について
着け心地は一言で言うと「軽い」です。決して腕時計として軽かったり薄かったりするものではないですが、着けていてもあまり気にならないくらい軽い着け心地です。
ちなみにPixel Watch本体の分厚さは大体ケースを着けたスマホくらいです。結構ありますよね。形と厚さからまるでメントスみたいです(笑)
また、ベゼルが太いこともよく指摘されていますが、実際太いです。でも基本的に黒背景ですしあまり意識せずに使うことが出来ます。
Pixel Watchの処理性能について
Pixel WatchはExynos 9110というSoCを搭載しています。これは4年前のSoCで、初代Galaxy Watchが搭載していたものです。
そんなお古な頭脳を備えたPixel Watchですが、動作は割と快適です。操作への追従性が少し遅れるかなぁ、、?というくらいのレベル。
特に起動して設定し始めたタイミングでは動作の遅さが目立ちます。それも、使い続けてみるとだんだんサクサクになっていくので大きな問題はありません。
Pixel Watchのバッテリーについて
Pixel Watchのバッテリー持続時間は最大24時間とされています。あんまり長くはないですよね。
実際、それくらいの持ちだと感じました。ただ充電速度は結構速いので、朝出かける前に充電するようにすれば何とかなると思いました。
バッテリー持ちが悪くなる設定として常時表示が挙げられます。使い勝手で言えば常時表示がありがたいんですが、明らかにバッテリーの減りが早くなります。必要な時だけ使うことをおすすめします。
Pixel Watchのウォッチフェイスについて
Pixel Watchのウォッチフェイスはかなり豊富です。基本のデザインに加え、キーとなる色、数字の形、表示する情報などをカスタマイズ出来るので、自分に合ったデザインにすることが出来ます。
発表会ではAndroid 12からのMaterial Youのように、自分に合ったカラーを表現できることをアピールしていたのでまさにその通りの仕様です。
Pixel Watchのキャッシュレス決済について
Pixel WatchはWear OS系スマートウォッチとして珍しく、FeliCaに対応したことが話題ですが、実際の使い勝手はそんなに良くないです。
現時点で使えるのはSuica(定期券、オートチャージは不可)、Visa・Master Cardのタッチ決済のみです。欲を言えば、iDやQUICPay。楽天Edyなどに対応してほしかったですね。
また、ライバル(になってほしい)Apple WatchではPay Payを使うことも出来るので、やはり決済に関しては大きく遅れを取っていると言えます。
これは技術的な問題やWear OS向けアプリの少なさが原因なので、すぐには無理でも今後改善していってもらえたら嬉しいところです。
Pixel Watchのまとめ
Pixel Watchはかなりの期待を背負って発売されたスマートウォッチです。みんなで期待しすぎたせいで、拍子抜けした方もいるんじゃないかと思います。
とはいえ、スマートウォッチに求められる基本的な機能はしっかり備えているように思います。39,800円の割にそこそこ高級感もあるので、Androidユーザーのスマートウォッチとして候補の一つとしておすすめは出来る一台です。
弱点もそこそこあるので、合う合わないがあるかもしれませんが、Googleが出すプロダクトが初めからめちゃくちゃ優秀なことの方が稀です(笑)
今のところ、明らかな不具合などは見られないのでその点は問題ないですが、自分が求める機能が揃っているかは確認することをおすすめします。
まとめ:Pixel信者は結局満足しちゃう
ここまで、Pixel 7とPixel Watchのファーストインプレッションをお届けしましたが、なんだかんだ言って筆者はかなり満足しています。
Pixel 7はなかなかいい仕上がりですし、Pixel Watchはもはや出てくれただけでよかったです(笑)
今後、しっかり使い込んでより細かいレビューをしたいと思うので、ぜひチェックしていただければと思います!