SOUNDPEATS CCイヤーカフレビュー|LDAC対応のコスパ最強イヤホンのメリット・デメリットを解説

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CCイヤーカフ
Ugreen

ワイヤレスイヤホン業界でここ最近トレンドなのが耳を塞がないタイプのイヤホン。

その中でもイヤーカフ型イヤホンは、軽快な装着感とファッション性の高い見た目で特に人気を集めています。

本記事では、イヤーカフ型イヤホンの中でも特にコスパで人気の「SOUNDPEATS CCイヤーカフ」のLDAC対応モデルをレビューします。

元々人気のCCイヤーカフですが、LDAC対応で音質面もさらに強化されています。実際の使い勝手やメリット・デメリットが気になる方はぜひチェックしてみてください。

Shino

フリーランス・ガジェットブロガーのShinoです。
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本記事はメーカー様より製品提供を受けて作成しております。
ただし、記事内容への干渉は受けておらず、私自身も正直なレビューを心がけております。

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目次

SOUNDPEATS CCイヤーカフの概要

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

SOUNDPEATS CCイヤーカフは、2024年11月に発売されたSOUNDPEATSのイヤーカフ型イヤホン。

SOUNDPEATSからついに登場したイヤーカフ型ということで注目を集め、完成度の高さと7,000円台の安さで人気モデルとなりました。

そんなCCイヤーカフですが、2025年7月から高音質コーデックのLDACに対応した新モデルが登場しました。

ハイレゾ音源の再生に対応し、特にAndroidスマホで高音質再生したい方にもおすすめしやすく進化しています。

今回はそんなLDAC対応の新バージョンの製品を提供いただきました。

スペック表はこちら
製品名CCイヤーカフイヤホン(モデル名:PearlClip Pro)
カラー展開ホワイト、ブラック、ベージュ、パープル
タイプワイヤレス
形式イヤーカフ型
本体操作タッチ
素材肌に触れる部分すべてシリコン製ニッケルチタン形状記憶合金(ワイヤー部分)
ドライバー方式12mmデュアルマグネットダイナミックドライバー
再生周波数帯域20Hz—40KHz
対応コーデックLDAC、AAC、SBC
ハイレゾ認証対応
BluetoothバージョンBluetooth6.0
最大持続時間(単体)※AAC、60%音量、正常モード。ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF6時間
最大持続時間(ケース込み)※AAC、60%音量、正常モード。
ダイナミックEQ OFF、ムービーモード OFF
24時間
重量 (片側)約5g
重量 (充電ケース込み)約47.34g
サイズ (片側)31.34×14.69×29.05mm
サイズ (充電ケース)72.21×24.15×45.53mm
充電時間 (イヤホン)約32分
充電時間 (充電ケース)約106分
充電コネクタUSB Type-C
内蔵マイク片側1基
急速充電対応
イヤホンを探す機能【NEW!】対応
左右気にせず収納対応
ダイナミックEQ対応
ムービーモード(3Dオーディオ)対応
通話用(ENC)ノイズキャンセリング対応(AI駆使)
風切り音低減対応
マルチポイント対応
ゲームモード対応(0.06s)
専用アプリ※アプリとイヤホンのファームウェアバージョンを最新バージョンに更新してください対応
●Google Play「PeatsAudio」●App Store「PeatsAudio」
防水性能IPX5
受賞履歴「VGP 2025」コスパ大賞
「VGP 2025」金賞
付属品SOUNDPEATS CCイヤーカフイヤホン本体*1 充電ケース*1 Type-C充電ケーブル*1 日本語取扱説明書*1 アプリガイドカード*1
リセット方法①両方のイヤホンを充電ケースに入れ、蓋を開けます。②充電ケースのリセットボタンを10秒間長押しします。赤と白のランプが交互に点滅します。③デバイスの登録を解除します。④完了です。
通常価格7580円
発売日2024年11月25日 00:00
商品ページhttps://amzn.to/4mDLJqJ

SOUNDPEATS CCイヤーカフの外観と付属品

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

それでは早速SOUNDPEATS CCイヤーカフの外観や付属品などをチェックしていきましょう。

SOUNDPEATS CCイヤーカフの外観

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

今回はCCイヤーカフのホワイトをレビューしています。

CCイヤーカフは海外だと「PearlClip Pro」という名前なんですが、ケースにはその名の通りパールっぽい光沢感があります。

結構ツヤツヤした見た目ですが、意外と指紋などの汚れは目立ちません。(カラーによっては多少目立つ可能性)

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

フタの下にあるシルバーのギザギザした部分はペアリングボタンです。

長押しでペアリングモードの起動などが可能です。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

その横にはインジケーターランプ。

充電状況などを色で示してくれます。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

ケース背面にはUSB Type-C端子があります。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

ケースのサイズをiPhone 16 Proと比べるとこんな感じ。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ
左上:Technics EAH-AZ100 右上:SOUNDPEATS GoFree2
左下:CCイヤーカフ 右下:AirPods 4(社外ケース付き)

ワイヤレスイヤホンとしては標準的なサイズ感で、同じく耳を塞がないイヤーフック型と比べると十分小さいと感じました。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

ケースのフタを開けるとこのようにイヤホン本体が入っています。

CCイヤーカフに限った話ではないですが、イヤーカフ型はブリッジ部分をつまめるので取り出しやすいですね。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

こちらがCCイヤーカフ本体です。大きい球の方がスピーカーで、装着時は小さい方が耳の裏に来る形です。

ブリッジ部分などはシリコン素材ですが、スピーカー部などの外側部分はケースと同じパール調の光沢がある素材です。

ちなみに、左右のイヤホンに形状の違いはありません。ケースに入れた時の向きで自動で左右が識別され、ステレオの音が振り分けられます。低価格モデルで自動識別対応は嬉しい。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

この写真の右側の穴がスピーカーで、左側は充電端子です。

SOUNDPEATS CCイヤーカフの付属品

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

CCイヤーカフの内容物はこの通りで、本体の他には各種書類とステッカー、USBケーブルが付属しています。

イヤーカフ型なのでイヤーピースなどはなく、非常にシンプルな付属品です。

SOUNDPEATS CCイヤーカフを使って分かったメリット

続いて、SOUNDPEATS CCイヤーカフを実際に使って感じたメリットを4つ紹介します。

  • 耳への負担が少ない装着感
  • バランスがよく癖の少ない音質
  • LDAC対応でAndroidでも高音質
  • 十分な機能性

耳への負担が少ない装着感

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

イヤーカフ型イヤホンの最大のメリットはやはり軽い装着感ですね。

同じく耳を塞がないイヤーフック型と比べて耳に触れる箇所が少ないので、長時間装着してもかゆみなどが気になりにくいです。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ
正面から見た時の出っ張り具合はこんな感じ

また、耳を挟み込む力も強すぎないので、痛みもほとんどありません。作業中のBGMなどで長時間使いたい方にはかなりおすすめです。

かといって外れやすい、ズレやすいということもなく、装着したまま軽いランニングや散歩をするくらいなら安定感も十分です。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

また、イヤーカフ型は耳たぶを横から挟み込むので、メガネとも全く干渉しません。

耳たぶの上にかけるイヤーフック型だと少し邪魔になることもあるので、メガネユーザーの方にはイヤーカフ型が非常におすすめですね。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

CCイヤーカフの重量は片耳6.1gで、イヤーカフ型としては特別軽いわけではありません。

それでも、やはりイヤーカフ型ということで耳への負担は少なく、イヤホンに軽快な装着感を求める方には十分おすすめできると感じました。

バランスがよく癖の少ない音質

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

肝心のCCイヤーカフの音質ですが、価格を考えれば十分優秀だと感じました。

音の傾向としては、低音から高音まで偏りなく聞こえるバランスのいい音質です。

「低音がスカスカ」とか「高音が刺さりすぎる」ということがなく、いい意味で特徴のない音というイメージ。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

1万円を切る価格帯だと、大体は低音が変に強かったり、中高音がこもり気味だったりするんですが、CCイヤーカフは全域で「普通に良いじゃん」ってなる音が鳴ります。

7,000円台のイヤーカフ型としては音質はかなり良いですね。

癖が少ないので、幅広いジャンルの音楽と合います。2万円台くらいのオープン型イヤホンにも引けを取らない音質だと感じました。

LDAC対応でAndroidでも高音質

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

バージョンアップしたCCイヤーカフは新たにLDACに対応したことが大きな特徴です。

LDACとはBluetoothコーデックの1つで、ハイレゾ音源の再生ができる音質の高さが魅力です。

旧バージョンのCCイヤーカフはSBCとAACのみの対応だったため、ハイレゾ音質での再生には対応しておらず、特にAndroidスマホで高音質で聴きたいユーザーにおすすめしにくい状況でした。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

実際にAndroidデバイスにLDACで接続して聴いてみると、音の解像感がAAC接続時と比べてかなり良くなりました。

低音の厚みや中高音の繊細さも増し、全体的な満足感が向上します。

「ながら聴き」ではなく音楽をじっくり聴くシーンでも活用できると感じたので、LDAC対応の新しいCCイヤーカフは音質重視の方にも十分おすすめです。

十分な機能性

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

低価格かつ、音質も優秀なCCイヤーカフですが、機能性も充実しています。

例えば、遅延を抑えるゲームモードや、擬似的な3Dオーディオのムービーモードなど、シーンに合わせたモードが用意されています。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

イコライザーも複数ある上、アダプティブイコライザー機能で自分の耳にパーソナライズされた音質に調整することも可能。

個人的には、アダプティブイコライザーで調整した時の音質が一番好みでした。精度も優秀。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

さらに嬉しいのがマルチポイント接続に対応していること。

同時に2台のデバイスに接続できるので、シーンによって接続し直す必要がありません。

作業中にスマホとPCに同時接続して、音楽視聴とWeb会議を自在に行き来する用途で最も活躍するでしょう。

7,000円台という価格を考えれば、音質や装着感だけでなく、ここまでの機能性が揃っていることはコスパの面で大きな魅力です。さすがSOUNDPEATS。

SOUNDPEATS CCイヤーカフを使って分かったデメリット

一方で、SOUNDPEATS CCイヤーカフを使う中でデメリットと感じる点もありました。

  • 操作性が悪い
  • 音漏れは多少気になる

操作性が悪い

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

CCイヤーカフから再生/停止や音量調整などの操作を行う場合は、タッチで行います。

タッチが反応するのは、CCイヤーカフ本体のスピーカー部分のみとなってます。

これがなかなか上手く反応しにくい。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

実際に装着すると、タッチが反応する箇所の半分程度は耳の穴に入り込んだ状態になります。

耳たぶの耳珠(トラガス)の上からタッチするような感じになるため、指でタッチしてみても反応しないことが多く、操作性は非常に悪いと感じました。

他社のイヤーカフ型イヤホンの場合、耳の裏側部分やブリッジ部分などがタッチに反応することが多いです。

その場合はタッチ箇所が露出しているので、正しく反応して操作できることが多く、CCイヤーカフより操作性は優れています。

次期モデルなどで、タッチ反応箇所が改善されるとより使いやすくなると思うので、今後に期待していきたいポイントです。

音漏れは多少気になる

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

耳を塞がないタイプのイヤホンで心配な音漏れですが、CCイヤーカフの音漏れは少し気になるレベルだと感じました。

音楽を楽しめるくらいの音量にすると、シャカシャカと音が聞こえてきます。

SOUNDPEATS CCイヤーカフ

音漏れが気にならない程度に音量を抑えると、スマホの音量レベルの3分の1くらいになります。

そうなると音量は少し物足りないので、もう少し音漏れが少ない設計だと使いやすいと感じました。

とはいえ、静かな屋内でなければ周囲に音漏れはほぼ聞こえないので、そこまで大きなデメリットでもないと感じました。

まとめ:イヤーカフ型でコスパ重視なら最もおすすめ

本記事ではCCイヤーカフを実際に使ったレビューをお届けしました。

音質や装着感、機能性など全体的な完成度が高く、7,000円台という価格には良い意味で見合っていないと感じました。

LDAC対応で音質重視の方にもさらにおすすめできるようになり、ますます魅力的な製品に進化しています。

2万円台のイヤーカフ型イヤホンと比べても引けを取らない完成度なので、1万円以下どころか2万円未満でイヤーカフ型を探している方にはCCイヤーカフが最もおすすめだと感じました。

Amazonでセール対象になることも多く、コスパ重視ならかなりおすすめなので、ぜひチェックしてみてください。

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