こんにちは。ガジェットブロガー、WebライターのShinoです。
出先で作業する用のデバイスとして11インチiPad Pro(M4)を購入し、2ヶ月以上使ってみましたが、iPad(というよりタブレット)の限界を改めて実感しています。
「iPadはMacの代わりになるのか」といった問題はよく目にしますが、個人的な答えとしては「やっぱり、代わりにはならない」と感じているので、今回はその理由などをまとめたいと思います。
iPadとMacで悩んでいる方の参考になれば幸いです。
スマホ系ライター・ガジェットブロガーのShinoです。
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「何でもできる」を願って買ったiPad Pro(M4)
2024年5月に、AppleはM4チップを搭載した新型のiPad Proを発表しました。
私にとっては、mini以外の初めてのiPad。せっかく買うならと思い、AirではなくProを買い、Magic KeyboardとApple Pencil Proまで揃えました。
定価で計算すれば全部足して20万円を超えるので、「こいつには何でもやってもらおう」という気持ちで購入しました。
実際、最新のM4チップを搭載しているので、性能的には本当に何でもできる一台です。ゲームからテキストワーク、クリエイティブ作業まで、何でもできる。
カフェなどに持ち出してライターの仕事やブログ作業をする際に大活躍しました。もっと言えば、生活を変えてくれました。
iPad Proを買ったことで、サブスマホだったiPhoneが私のメインスマホになり、家で使うメインPCにMac miniを買ったくらい。iPad Proが私をApple沼に引き込んだと言えます。
でも、Mac miniを使うようになって、iPad Proに対する私の見方は少し変わりました。
いや、Macでいいじゃん。
そう、Macを使ったら全部Macでいいな、と思ったわけです。
iPad Proを使っていたときから、アプリがモバイル向けなことによって「PCでできることができない」というストレスはありました。
それでも、iPhoneなど他のApple製品との親和性や軽快さから、iPad Proを使っていました。
しかし、Mac miniでMac OSを使うようになってから、「外でもMac使いてぇ。」と思ってしまったわけです。Macの方ができること多いし、Apple製品との親和性が高いのはiPadと同じですからね。
私が普段行う作業に関して言えば、「何でもできる」のはiPad Proではなく、Macでした。
そんなわけで、はい。
買いました。M3搭載の13インチMacBook Airです。
実際に使ってみて、やっぱり「何でもできる」のはMacだなと再認識しています。
外に持ち運んでも、いつも通りの作業ができますし、重量もiPad Pro+Magic Keyboardと比べてそんな変わらない。しかも価格もこっちの方が安い。
今になっては、MacBookとiPad Proなら、作業用デバイスとしてはMacBookしかあり得ないですね。
iPad Proはどうする?
今、私の手元にはMacBook AirとiPad Proがあるわけですが、とりあえずはiPad Proも手元に残しておこうと思っています。
理由は「Macのサブディスプレイに最適だから」と「写真編集がしやすい」の2つですね。
サブディスプレイとしての快適さは言わずもがななので割愛して、写真編集についてお話します。
ブログやお仕事でスマホやガジェットの写真を使う際、今はiPad ProでLightroomを使ってRAW現像しています。
このとき、Apple Pencil Proを使って、細かく調整したり、オブジェクトを削除したりするのが直感的で使いやすいんですよね。
正直、この用途ならiPad Airに乗り換えてもいいとは思うんですが、せっかくProを買ったわけなのでもう少し使い込みたいので残しておきます。
とりあえず、テキストワークはもうMacBook Airに任せるつもりなので、iPad Pro用のMagic Keyboardは売却して、純粋なタブレットとして使いたいと思います。
iPad・タブレットのあるべき姿とは?
最後に、ここまでの流れを経験して、今感じていることを書いてまとめたいと思います。
iPad Proを買う際、それまで持っていたGalaxy Tabを引き合いに「作業用タブレットはiPad一択」という話をnoteに書きました。
簡単に言えば、アウトプット作業に使える環境がAndroidタブレットには整っていないため、iPadが良いよね、という話です。
これ自体は間違っていないと今も思いますが、実際にiPad Proを使って感じたのはiPad Proですら「タブレットの限界」があるということです。
M4搭載iPad Proは、間違いなく今最も高性能なタブレット端末です。でも、実際に使えるアプリはモバイル向け。iPhoneと同じわけです。
Androidタブよりはマシですが、それでもガッツリ作業するにはできることに限界がある。これが「タブレットの限界」です。
現在のタブレットは高性能になるほど、PCのような作業用デバイスとしての用途がアピールされますが、実際にはPC未満の存在でしかありません。
もっと言えば、本来タブレットが適しているのはコンテンツ消費であり、作業やクリエイティブといったアウトプットには向いていないと思います。
タブレットが向いているアウトプット用途は、ノートテイキングや写真やイラストといったビジュアルデータを扱う場合くらいでしょうか。
そのため、今から作業(主にテキストワーク)のためのデバイスを選ぶ場合、個人的には、MacかWindowsのPCを選ぶことをおすすめします。
タブレットはそのお供、くらいの立ち位置でしょうか。
アウトプットはMacBookで進めよう
今回は11インチiPad Pro(M4)を買って2ヶ月使った結果、なんやかんやでMacBook Airを買ってしまった経緯を紹介しました。
正直、iPadは悪魔みたいな存在だと思っています。無理だと分かっているのに、「何でもできる」を期待させてくる一台です。
しかし、実際にできることの幅や、価格の高さを考えれば多くの人は、iPad ProよりMacBook Airを買った方が幸せな気がしますね。
今後も、機会があれば手元にあるiPad ProやMacBook Airに関するお話をしたいと思いますので、気になる方はSNSなどもチェックしていただけると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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