こんにちは、スマホ・モバイル系ライターのShinoです。
今回はPixel 8用に購入したCASEFINITEのガラスフィルムをレビューします。
実際に使ってみたところ、あまりおすすめできないアクセサリーだったので、どういった点が微妙だったのかを中心に紹介します。
Pixel 8用のガラスフィルムを探されている方はぜひ参考にしてみてください。
スマホ系ライター・ガジェットブロガーのShinoです。
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- フィルム自体の品質は十分
- 貼り付けが難しすぎる
- 黒縁が太すぎる
- 端が浮く
- 価格が高い
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの概要
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelは、薄型スマホケースで有名なCASEFINITEがPixel向けに販売しているガラスフィルムです。
9H硬度のガラスフィルムで、公式サイトでは高透過率や指紋認証も問題なく使える点がアピールされています。
現時点ではPixel 8とPixel 8 Pro用の2種類が販売されており、その他のモデル向けには展開されていません。
また、iPhone版はグレアタイプとアンチグレアタイプの2種類がラインナップされていますが、Pixel用のものはグレアタイプのみとなっています。
CASEFINITE公式サイトでの販売価格はPixel 8/8 Pro用ともに税込3,649円です。
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの付属品
さて、ここからはTHE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの付属品をチェックしていきます。
内容物は以下の通りです。
- ガラスフィルム2枚
- ウェットシート
- ほこり取りシール
- クロス
ここまで見てお気づきになった方もおられるかもしれませんが、THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelには貼り付け用のガイド枠がありません。
先に言ってしまいますが、これが最大のデメリットですね。
iPhone用の方にはガイド枠が付属しているようですが、Pixel用には付属していないのでここは改善していただきたいポイントです。
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの装着方法
ここからは実際にPixel 8にTHE CASEFINITE GLASS for Google Pixelを貼り付ける流れを紹介します。
と言っても、ガイド枠が無いので装着方法はかなりシンプル。
Pixel 8のディスプレイをウェットシートやクロス、ほこり取りシールを使って綺麗にし、自力で位置合わせをしてフィルムを貼り付ける。これだけです。
貼り付け手順はシンプルですが、やはりガイド枠などがあった方が良い…
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの使用レビュー
それでは、THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelを実際に使った感想をレビューしていきます。
少し厳しい内容ばかりになってしまいましたが、ご容赦ください。
貼り付けがかなり難しい
すでに申し上げた通り、ガイド枠が付属していないため貼り付け難易度は高いです。
最近のガラスフィルムは位置合わせ用のガイド枠が付属していることが多いので、位置合わせを自力で行う必要はありません。
しかし、THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelはガイド枠が無いので、自分で貼り付け位置を合わせる必要があります。
これが難しいことはお分かりいただけるのではないでしょうか。
この時点で貼り付けが楽なフィルムが良い方には向いていないと言えるでしょう。
端が浮いてしまった
難しい貼り付け作業を乗り越え、実際の仕上がりを見てみると、こちらの写真のようになってしまいました。
端の部分が浮いてしまっているのが分かると思います。
原因としては
- フィルムの形状が実機のディスプレイ形状に合っていない
- 筆者が位置合わせを失敗した結果、形状があっていない
の2つが考えられますが、位置合わせに失敗したせいだとしてもガイド枠が無いことが原因なので、いずれにしてもTHE CASEFINITE GLASS for Google Pixelのデメリットだと思いました。
貼り付けが難しい上に仕上がりも微妙だったため、この時点で筆者としてはTHE CASEFINITE GLASS for Google Pixelに対して悪い印象しかありません。
貼り直してみましたが、2回目も同様に端が浮いてしまったのでやはりガラスフィルム自体の欠陥だと思われます。
黒縁が本体のベゼルより太い
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelは黒縁があるタイプのガラスフィルムです。
黒縁があると、ガラスフィルムの端が目立ちにくくなるというメリットがありますが、製品によってはスマホ本体のベゼルより太くなってしまっているものもあります。
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの黒縁がまさにそのタイプでした。
このように、THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelを着けた状態だと表示が若干隠れてしまいます。
つまり、THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの黒縁がPixel 8のベゼルより太いということです。
Pixel 8シリーズはベゼルが細くなったことも大きな魅力の1つだと思っているので、その良さが消えてしまうのは残念。
以前Pixel 8 Pro用に購入した別のガラスフィルムでも同様だったので、個人的には黒縁なしのガラスフィルムの方が良いと思っています。
ガラスフィルムとしての品質は問題なし
ここまでデメリットばかり紹介してきたので、最後に良い点を紹介しておきます。
見出しの通り、ガラスフィルムとしての品質(透明度、キズ耐性、指紋認証の可否)は問題ありませんでした。
当然と言えば当然の話なんですけどね。
画面の発色や明るさを損なうことは無く、ガラスフィルムとしては十分な透明度です。
ひっかいてみても傷は付きませんでした。耐久性は安心できます。
指紋認証も問題なく利用可能。認証速度にも特に影響はありません。
貼り付けのハードルさえ乗り越えれば、普通に使えるガラスフィルムだと思います。
Pixel 8におすすめのガラスフィルム
さて、冒頭から申し上げている通り、THE CASEFINITE GLASS for Google PixelはPixel 8用のガラスフィルムとしてあまりおすすめできません。
ということで、Pixel 8用のガラスフィルムとしておすすめの製品を2つ紹介します。
Spigen AlignMaster ガラスフィルム Google Pixel 8 用
スマホアクセサリーの定番メーカー、Spigenのガラスフィルムです。
こちらはガイド枠がしっかり付属していて、ガイド枠に合わせてフィルムを置くだけで簡単に貼り付けが完了します。
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixel同様に2枚セットになっていますが、価格はSpigenの方が安いです。
以前、Pixel 7用に同じガラスフィルムを使っていましたが、貼り付けから実使用まで特にストレスは感じませんでした。
ベルモンド Google Pixel 8用モンスターフィルム
貼り付けやすさ以外にコスパも重視したい方におすすめなのがベルモンドのモンスターフィルム。
こちらはガイド枠ではなく、貼り付けキットになっているタイプで、キットを端末に載せて簡単な手順で貼り付けが完了します。
「貼り付けやすさモンスター級」とアピールしてあるだけあって、貼り付けはかなり楽。基本的に失敗することは無いと思います。
また、モンスターフィルムのもう1つの魅力がコスパの良さ。
Amazonでの販売価格は2枚セットで1,798円。THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelの約半額です。
日本メーカーでありながらガラスフィルムの中でも特にコスパの良い製品なので、かなりおすすめです。
THE CASEFINITE GLASS for Google Pixelのレビューまとめ
今回はCASEFINITEのTHE CASEFINITE GLASS for Google Pixelをレビューしました。
正直、ネガティブな感想ばかりの記事を公開するべきか迷いましたが、3,649円という価格を考えると「おすすめできない」ということを発信した方が良いと思い、注意喚起の意味も含めてレビュー記事を書きました。
CASEFINITEのケースは個人的にも気に入っていて、仕上がりも素晴らしいんですが、ガラスフィルムはダメでしたね…
少なくともガイド枠は付けてほしかったです。iPhone用には付いているわけですし、Pixelでできないことは無いと思います。
後半に紹介したように、もっと安くて貼り付けやすいガラスフィルムはあるので、Pixel用にガラスフィルムを探している方はぜひそちらを選んでいただきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
GakuGadgeでは他にもスマホやガジェットに関する記事を公開しているので、良かったらもう1記事読んでみてください。
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