CIO カラビナ付きケーブルホルダー長期利用レビュー｜アイデアは素晴らしいがあと一歩。

こんにちは、ガジェットブロガー・WebライターのShinoです。

スマホをはじめとしたデジモノガジェットを使っていると、外出先で充電を行う機会は多いと思います。

そんなときに、「充電器やモバイルバッテリーはあるけどケーブルを忘れた」というトラブルは結構起こりがちですよね。

そんなトラブルを防ぐためにおすすめなのが今回紹介するCIOのカラビナ付きケーブルホルダーです。

USB-Cケーブルをポーチなどにつけておける便利なアイテムで、気になっている方も多いのでは。

今回はカラビナ付きケーブルホルダーを半年ほど使ったので、長期レビューをお届けします。

長期利用したから分かった良いところ、悪いところを紹介するので、ぜひご覧ください。

CIO カラビナ付きケーブルホルダーの概要

今回紹介するカラビナ付きケーブルホルダーは、CIOから登場している便利アイテム。

製品名の通り、充電ケーブルをまとめるホルダーにカラビナが付いています。

ケーブルの両端を差し込む形になっており、CIO製以外のケーブルでも利用可能です。デザイン的にはCIO製の方がまとまりがあって良いですが。

USB-C to USB-C用とUSB-C to Lightning用の2種類がラインナップされています。

カラーはブラック、ホワイト、パープル、ピンクのほか、新しいCIO Mateというラインのナチュラルホワイト、ライトブラック、シェルピンク、モスグリーンがラインナップされています。

今回はCtoCタイプのホワイトを使用しています。

組み合わせているケーブルは推奨されているCIOの15cmシリコンケーブルです。

CIO カラビナ付きケーブルホルダーの長期レビュー

それでは、ここからはCIOのカラビナ付きケーブルホルダーを半年ほど使用した感想を紹介していきます。

常にケーブルがあるという安心感

カラビナでポーチなどにケーブルを付けられることの最大のメリットは、やはり安心感です。

ケーブルをちゃんと持っていることを常に確認できるので、ケーブルを忘れることがありません。

また、サコッシュのような小さなバッグにモバイルバッテリーを入れて外出するような場合でも、カラビナでバッグに付けておくことができます。

バッテリーはあるけどケーブルを忘れた、という経験は筆者もしたことがあるので、ケーブルを忘れずに携帯しておきたい方には非常におすすめな製品です。

シンプルな見た目が良い

カラビナ付きケーブルホルダー自体は、まさにカラビナとホルダーだけという感じで、余計な装飾などがありません。

そのおかげで、ケーブルを付けても変にガジェット感がなく、バッグやポーチに付けても違和感なく使用できます。

カラビナ自体もシンプルな形状なので、幅広い層の方に受け入れられやすいデザインだと思います。

使い続けるにつれて抜けやすくなっている気がする

ここからは少しネガティブ寄りの内容になります。

CIOのカラビナ付きケーブルホルダーが発売された際、SNSでは「ケーブルが抜けてしまわないか心配」という声が一部で見られました。

筆者自身もそういったイメージを持った上で購入した一人です。

結論から言ってしまうと、勝手に抜けてしまうことはあります。しかも、使い続けるにつれて抜けやすさも増している気がする。

例えば、バックパックの肩紐のDカンに引っ掛けておく、といったホルダーに荷重がかからない状態であれば問題はありません。

しかし、バッグやポーチのファスナーにカラビナを付けた場合、ケーブルを持ってファスナを開閉しようとすると、大抵抜けます。

そして、使用を続けて抜き差しを繰り返すと、どこかしらが摩耗してしまっているのか、端子をホールドする力が弱くなります。

用途によっては、ケーブルが抜けてどこかへ行ってしまう可能性はあるので、注意が必要です。

ホワイトは若干変色する

続いては、ホワイトカラーを購入する方に注意してほしいポイント。

見出しの通り、しばらく使っていると変色します。

カラビナ部分は変色しませんが、ホルダー部分が若干くすんでしまいます。

ケーブル自体は変色しにくいため、対比でホルダーの変色が余計目立ってしまう、という感じ。

徐々に抜けやすくなることも踏まえると、この製品は消耗品だと思った方がいいかもしれませんね。

CIO カラビナ付きケーブルホルダーの長期レビューまとめ

今回はCIOのカラビナ付きケーブルホルダーを半年使った感想を紹介しました。

基本的にはケーブルの管理や持ち運びが非常に便利になる良い製品だと思います。

ただし、長期間使って見えてきた、抜けやすさや変色といった点には注意が必要です。

アイデアは素晴らしい製品だと感じたからこそ、長期利用も見据えて品質の部分がもう少し良くなるといいですね。