先日、国内での個人向けスマホ事業から撤退を発表した京セラが、北米市場にて新たなタフネススマホ「DuraForce PRO 3」を発売しました。
京セラは北米市場ではタフネススマホのメーカーとして有名で、警察や消防といった官公庁でも採用されることがあります。
本モデルは法人向け以外に個人向けにも販売されるということで、国内ではないのが残念ですが京セラにはどこかで活路を見出してほしいですね。
ということで、今回はDuraForce PRO 3の概要をサクッとまとめて紹介します。
DuraForce PRO 3の概要
DuraForce PRO 3は個人向けではアメリカの大手キャリアであるベライゾン専売となっています。
主なスペックは以下の通り。
DuraForce PRO 3 | |
メモリ構成(GB) | 6/128GB |
カラー | ブラック |
チップセット | Snapdragon 7 Gen 1 |
本体サイズ | 75×154×14.5mm |
重量 | 237g |
ディスプレイ | 5.38インチ FHD+有機EL |
バッテリー容量 | 4,270mAh(待機時間最大288時間) |
充電 | 有線充電:速度不明(端子はUSB-C) ワイヤレス充電:8.1W |
生体認証 | 顔認証 電源ボタン一体型指紋認証 |
防水防塵 | IP68 MIL規格対応 |
背面カメラ | メイン:64MP(F1.8) 広角:16MP(F1.8) マクロ:2MP(F2.2) |
チップセットはSnapdragon 7 Gen 1、RAM6GBということでミドルレンジの性能となっています。
タフネススマホですが、有機ELディスプレイ、64MPメインカメラ、ワイヤレス充電対応など基本的な性能は結構しっかりしている印象です。
サイズや重量がかさばるのはタフネススマホだからこそと言える部分で、防水防塵に加えて軍事規格のMIL規格にも対応しています。
もちろん、京セラのタフネススマホなのでバッテリーの取り外しや交換が可能です。
スペック表には書いていませんが、Wi-Fi 6Eや5G SAといった通信面の最新規格に対応している点も何気に高性能です。
アメリカの官公庁や法人向けに開発されているので、耐久性以外にも求められる部分をしっかり搭載したという感じでしょうか。
2年間のメーカー保証も標準で付いています。
個人向けに販売するベライゾンでの販売価格は899ドル。1ドル=140円前後で換算すれば日本円で125,000円くらいです。
ミドルレンジスマホと考えると少々高いですが、日本製タフネススマホであることやしっかりしたスペックを考えれば妥当でしょうか?
このニュースのポイント
では今回も、このニュースのポイントをスマホ、ガジェットの楽しさに注目してまとめます。
京セラのタフネススマホは海外で人気が根強いので
今後も頑張っていってほしいですね。
国内で採用機種が皆無なSnapdragon 7シリーズを採用している点も
魅力的。
TORQUEシリーズの継続は一応決まっているので、次期モデルがDuraForce PRO 3ベースになる可能性に期待が高まります。
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