はじめに
今回はiPad mini 6のアクセサリについて紹介します。iPad mini 6については既にレビュー記事も公開しています。
iPad mini 6は非常に人気の製品です。しかし、他のiPadと比べるとカバーなどの専用アクセサリは少ないです。
今回の記事では筆者が購入・利用したアクセサリを紹介していきます。良かったもの、残念だったものを挙げているのでアクセサリ選びの参考になれば幸いです。
今回紹介するのは
- ケース
- 保護フィルム
- ペン
の3つです。ちなみに今回紹介する中にはAppleの純正品はありません。サードパーティ製品の使い勝手を知りたい方は必見です!
では、最後までよろしくお願いします。
買ってよかった3つのアクセサリ
ケース:オウルテック OWL-CVID8301(ブラック)
まず紹介するのはオウルテックのケースです。筆者は発売されてすぐに購入したので比較的新しい製品です。結論としては、非常にシンプルで使いやすく、おすすめできる商品です。
特徴はこんな感じです。
- ペンホルダー付き
- 各ボタンは覆われず、そのまま出ている
- 2種類のスタンドになるカバー(純正スマートフォリオと同様)
- カバーの開閉による自動画面オン/オフ機能
カバー自体は割としっかりしていて保護性能も問題ないかと思います。
外側はデニム生地やキャンバス生地のような質感です。カラバリはブラックとネイビーの2種類のみなので、今後他の色が出てくると嬉しいところですね。
次に良かったポイントと残念なポイントを紹介します。
- ロゴなどのないシンプルなデザイン
- ペンがなくならない
- オートスリープはやっぱり便利
- スタンドもしっかり支えてくれる
特にデザインのシンプルさは個人的に気に入っています。布っぽい素材も手帳のカバーのようで、筆者の用途(手帳代わり)にもぴったりです。
ペンが一緒に持ち運べるのは非常に便利です。ESRのフォリオタイプケースもペンを一緒に持ち運び可能ですが、オウルテックの方はしっかりペンホルダーなので、ペン自体の保護も期待できます。純正のApple Pencilは割と高価なのでペンの保護は嬉しいですよね。
スタンド機能は純正スマートフォリオと同様でしっかり支えてくれます。動画視聴時などは立てておきたいですし、ペンを使うときは斜めにしたいのでやはりこのタイプはいいですね。
- むき出しの音量ボタンに傷がつく
- ペンホルダーからペンが取り出しにくい
残念なポイントはこの2点です。
各ボタンはむき出しなので、押しやすいのはいいんですが、傷が付きます。保護ケースなのにボタンに傷が付くなら結局意味がない、という極端な見方もあるかもしれません(笑)個人的には許容範囲内なので今のところは問題ありませんが…
ペンホルダーはペンの保護にとても便利です。しかし、頑丈なせいもあり取り出しにくいです(笑)一応、取り出す際は背面側の穴から押し出すようになっています。グッと押し出して取り出すので、思い立ったときにすぐペンを取り出してすぐ書く、というスムーズな流れは難しいです。
とは言え、普段使いの中で慣れていきますし、保護ケースとしては筆者は気に入っている商品です。
フィルム:ベルモンド ペーパーライクフィルム 文字用しっかりタイプ
フィルムに関しては後述しますが紆余曲折ありました。筆者の場合は、最終的にこのフィルムに落ち着いたので紹介します。
そのままのiPadでペンを使うとカツカツしますし、滑って文字がまともに書けません。そのため、ペンを使うならペーパーライクフィルムは必須です!
もちろん、紙には及びませんが、格段にペン入力がしやすくなりました。
ペーパーライクフィルムの弱点と言われるのが
- 画質が落ちる
- 汚れが付く
- ペン先が摩耗しやすくなる
の3点です。今回紹介するフィルムの場合、筆者の目で見ると画質はそれほど落ちません。少なくとも画質が悪い!と感じることはないです。
汚れがついていくことに関しては、しばらく使ってみると目立つ可能性はあります。参考までに、ペーパーライクフィルムを貼って1年以上使用したSurface Go 2の写真がこちらです。
目立つように見えるかもしれませんが、画面点灯時にはほとんど分かりません。そのため、使用に問題はないでしょう。逆に、光沢仕上げのフィルムやそのままの画面だと、指紋が目立ちまくってそっちの方が多分汚いです(笑)
もう一つ、このフィルムにして良かったがあります。それがタッチ感です。ペーパーライクなので、当然ですが、サラサラしています。そのため、非常に指滑りが良く、もしかするとゲームなどでも操作しやすいのでは?と感じました。
ペンを使う方はもちろんですが、滑らかな指滑りが好きな方にもおすすめのフィルムです。
ペン:JAMJAKE スタイラスペン
今回紹介するペンは、要するにApple Pencilの代用品です。今回の商品以外にも、似たようなスペック・価格帯のものがたくさんあります。
そのような商品のレビューを覗いてみていただければ分かると思いますが、「Apple Pencilは高すぎ、ほとんどの人はこれで十分」という感じのレビューが多いです。筆者もそう感じました。
本格的なイラスト作成などなら純正ペン、文字だけならサードパーティ製ペンという区分でもいいかもしれません。
その理由としては
- iPadに磁石でくっつく(充電は不可)
- パームリジェクション機能
- オートオフ機能
- 傾き検知
- 先端交換可
といった基本的な機能やスペックがそろっていることが一つ目に挙げられます。
もう一つは、書き心地にも問題はないという点です。筆者は、純正ペンを使用したことがないので比較は出来ませんが、文字を書くなら十分の書き心地だと感じました。
今回紹介するJAMJAKEのペンの素晴らしい点が、USB-Cで充電する形式だと言うことです。これは見方によっては純正より優れている点とも言えるのではないでしょうか。筆者はこちらの方が好みです。
このような諸々の要素から考えると、ペンに関しては「絶対に純正よりサードパーティ製がいい」というより「値段的に見れば、サードパーティ製で十分」という結論が見えてきます。
筆者も、文字や簡単なイラストでしかペンを使わないという方にはサードパーティ製のペンをおすすめします。
問題はないけど合わなかったアクセサリ
筆者はいくつかのアクセサリを試した上で、今紹介したものに落ち着いています。ここからは試したけどいらなくなったものを紹介していきます。(主にフィルムに関してですが)
NIMASO ガラスフィルム(光沢タイプ)
使わなくなったのはこちらのガラスフィルムです。
iPadのガラスフィルムと言えばNIMASOというイメージも強いのではないでしょうか。筆者も、そのイメージからとりあえずこちらのガラスフィルムを購入、使用していました。
先に言っておくと、この製品はガラスフィルムとしては全く問題ありません。むしろ、ガラスフィルムが欲しいならこれをおすすめします。傷もつきませんし、貼りやすさも抜群です。画面も非常に綺麗ですし。
ただ、筆者の求めるものとは合いませんでした。というのも、指紋などの汚れが付きやすく、そして目立ちやすかったのが、どうしても気になってしまいました。拭けばいいといえばそれまでかもしれません…(笑)
グレアタイプのフィルムなので当たり前ではありますが…(ちなみにNIMASOはアンチグレアタイプのガラスフィルムも売っているので、筆者と同じように指紋が気になる方はチェックしてみてください)
買って後悔した唯一のアクセサリ
ベルモンド 着脱式マグネットタイプ ペーパーライクフィルム
筆者が購入したアクセサリの中で確実に失敗だったと言えるのが、こちらのアクセサリです。
筆者は、iPad miniを使い始める際に、「画面の綺麗さ」と「ペーパーライクフィルムの書きやすさ」を両立したいと考えました。そこで、先ほど紹介したNIMASOのガラスフィルムと着脱式のこちらをセットで購入、使用することにしたんです。
使い始めは割と満足していました。しかし、使っていくにしたがって、
- ペンを使う際にいちいち着脱するのは面倒くさい(ササっと書き出せない)
- 吸着するはずのマグネットが逆に反発してフィルムが浮いてしまい、書きにくくなった
という2つのポイントが煩わしく感じることが増えました。どちらも着脱式だからこそですが、筆者としては使いずらさにつながってしまいました。
結果的に、「買ってよかったアクセサリ」で紹介した普通のペーパーライクフィルムへと移行し、そちらで落ち着きました。筆者としてはペーパーライクは必須だったので、この選択肢しかありませんでした。
移行して気づいたのですが、着脱式のペーパーライクフィルムは一般的な直接貼るものに比べると、書き心地が悪いです。この点からも、着脱式のペーパーライクフィルムはあまりおすすめしません。
まとめ:サードパーティ製アクセサリで十分
今回は、iPad mini 6を使うために購入したアクセサリを紹介しました。
サードパーティ製ばかり使っている筆者としては「アクセサリはサードパーティ製で十分」ということをお伝えしたいです。
サードパーティ製でも十分に使えますし、場合によっては純正よりも使いやすい!ということもあるかもしれません。(これはユーザーの求めるものと合うかどうかが大きいですが)
iPadのアクセサリを探す際の参考になれば嬉しいです!