ついに発売された2023年のiPhone 15シリーズ。
今年もiPhone 15/15 Plusの標準ラインとiPhone 15 Pro/15 Pro MaxのProラインの4モデル展開となりました。
今回、筆者は標準モデルのiPhone 15(いわゆる無印iPhone)のブルーを購入したので、発売日当日のファーストインプレッションをお届けいたします。
個人的には質感がかなり好みで、全体的にも理想的なiPhoneの標準モデルに仕上がっていると感じています。デザインなどを軽くチェックしてからiPhone 15の購入を検討したい方はぜひご覧ください。
iPhone 15のファーストインプレッション
それでは早速iPhone 15を触って感じた印象を紹介していきます。今回はiPhone 15(標準モデル)のブルー、128GBモデルです。
詳しいスペックや性能なんかは追々レビュー記事にするかもしれませんし、競合が多すぎるのでしないかもしれません。気になる方は以下リンクから公式ページをチェック。
質感・デザイン:全体マット仕上げはかなり好み
iPhone 15はUSB-C端子やDynamic Islandの採用ばかり注目されがちですが、個人的には背面パネルがマット仕上げになったことも大きな変化だと思っています。
最近のiPhoneと言えば高価格帯のProモデルのみ背面パネルがマット仕上げで、標準ラインのモデルはガラスパネル感満載の光沢仕上げでした。
しかし、今作では背面はマットなガラスパネルになっています。要するにサラサラしていて指紋が目立たないというわけです。
今回はガラス素材そのものに色を付けていて、柔らかい雰囲気の色味になっています。今回購入したブルーもパステル系の色味でかなり可愛い。
また、側面フレームはこれまで通りマットなアルミ素材なので、iPhone 15は背面と側面の全体がマット仕上げということになります。
個人的には指紋が付きやすい光沢仕上げよりはマット仕上げの方が好みなので、どこを触ってもサラサラしているiPhone 15は裸運用したい一台です。
SNSで色々な方の着弾報告を見ましたが、ブラックは全体がマット仕上げなことでかなり上品でかっこいい雰囲気でした。今年の新型iPhoneの質感は間違いなく「当たり」ではないでしょうか。
持ち心地:面取り加工のおかげで手の収まりが向上
iPhone 15シリーズはProモデルも含め、側面の角部分に面取り加工が施されています。
これまで角ばっていた部分が滑らかになったというわけですが、一目見ただけではそれほど大きな進化ではありません。
しかし、実際に手に取ってみるとこれまでのモデルとは全く違う持ち心地になっていることが分かります。
明らかに手への収まりが良くなっているので、これまでのiPhoneに感じていた「持っていると角が手に当たって気になる」感覚がほとんどありません。
とはいえ、多くの人はケースを着けるのでそこまで気にするポイントではないかもしれません…
USB-C:何となく不思議な感覚、便利にはなるはず
iPhone 15シリーズの目玉の1つとも言えるのがLightning端子からUSB-C端子への変更。
「iPhoneはいつUSB-Cになるのか」と言われて久しいですが、ついにUSB-C化しました。実際にUSB-Cケーブルを挿してみると「おお、挿せる」と何となく不思議な感覚に陥ります。
筆者は普段iPhoneを有線充電する機会は少ないのですが、外出先などで咄嗟のときにiPhoneを有線充電したくなることはあるのでそういった場合にAndroidと同様にUSB-Cケーブルが使えるのは便利だと思います。
また、PCとの有線接続もやりやすくなりましたね。iPhone 15/15 Plusの端子は規格が古いのでデータ転送速度は遅いですが、動画などの大きなデータで無ければ多分大きな問題は無いでしょう。
他にも、USB-C端子の周辺機器がそのままiPhoneでも使えるという点で今回の変更は嬉しいポイントです。
使い勝手:画面の中に目を向ければ、違いはほとんど無い。
ここまでデザインや質感、端子など外側のことばかり見てきたので、続いては中身の使い勝手に注目してみます。
と言いつつ、見出しに書いた通り、これまでのモデルと違いはほとんどありません。
これはiPhoneの良さでもあると思いますが、少々古いモデルだろうが、価格帯に差があろうが、iPhoneのソフト面や使い勝手はどれもほぼ同じです。
そのため、新しいモデルに乗り換えたところで、使い勝手が大きく変わって便利になることはほとんどの人にとっては無いと思っています。
筆者もこの1年でiPhone 13 mini、12 mini、14 Proと使ってきましたが、今回iPhone 15を触ってみても中身の新鮮さはほとんど感じません。この辺りは仕方ないですね。
上位モデルのiPhone 15 Pro/15 Pro Maxで登場したアクションボタンが標準モデルにも搭載されていれば、使い勝手が変わっていたかもしれませんね。
標準モデルにはiPhone 14 Proシリーズに搭載されたDynamic Islandが登場しましたが、これは見え方が変わるだけで使い勝手に影響を与えるようなものではないと思います。
ディスプレイ:次こそは高リフレッシュレート化を。
iPhoneの標準モデルと言えば画面のリフレッシュレートが未だに60Hzなことをスマホ好きから指摘されることが多いですが、iPhone 15も相変わらず60Hz駆動です。
「iOSの60Hzは滑らかだから」という声もよく見かけますが、正直に言って実際に使ってみても滑らかさに欠けると思いました。
Androidスマホの60Hzよりはマシなのかもしれませんが、スクロール時の快適さは90Hz駆動に対応したAndroidのミドルレンジ帯の方が圧倒的に良いです。
これだけ高性能で価格も高いモデルなので、そろそろ高リフレッシュレート化しても良いんじゃないでしょうか…まぁ、リフレッシュレートなんて数日すれば慣れるものですが。
iPhone 15のファーストインプレッションまとめ
ここまで、発売日当日のiPhone 15のファーストインプレッションを書いてみました。
個人的には全体がマット仕上げになって、持ち心地も良くなったことがiPhone 15の大きな魅力だと思います。
ハイエンド機としては軽いですし、カメラもしっかり高画素化して本体の処理性能も高い。これだけ揃っていればiPhone 15は無印iPhoneとして「当たり」と言って良いんじゃないでしょうか。
そういった意味では冒頭にも書いた通り、標準iPhoneの理想的なモデルだと考えています。もちろん、使っていく中で問題があれば今後追記いたします。
全体的なレビューをするかは未定ですが、カメラのレビューは行いたいと思っているので乞うご期待。
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